[PR] | 2024.11.29 |
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nikki
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リンク不具合についてご連絡下さった方、どうもありがとうございました。 Google Chromeからは位置によってリンクが押せたり押せなかったりするらしいです。 Firefoxだと問題ないようです。 原因がよく分からないのでいっそのこと改装しようと思い立って、現在改装中です。 改装することで解決すればいいんですが・・。 あ!ウイルス感染はしておりませんのでそこはご安心を。 みらさんが熊本にいらっしゃったらしいです。 市街でばったりお会いしたかった・・・。 追記記事含め以下は超個人的な日記というかメモというか記録というか高ぶる感情の掃き溜めというか、そんな感じなので興味のないお方はスルーで。 日記見て下さっている方に苦手な方がいらっしゃらないことを心から祈るばかりです。 痛くても痒くても優しくスルーまたは優しく見守ってあげて下さい。 カテゴリ増やしました。 peaceにしようかなーowaraiにしようかなーと悩みましたがmattanになりました。 カモフラに見えて実はストレートっていうのがポイントです。 キリン嬢からの宿題をこなそうと思っていますがもうちょっと時間をいただきます。 あとでテンションの高いメールを送っておきますフー!(すでに とりあえずボンが原因でクビにならなくてよかった笑 追記で本の記録。 ほんのすこしのつもりがこんなん誰も読まんだろってくらい長くなってしまった。 結果自分のための書きとめです。 そんなつもりはさらさらなくっても、偏っちゃうし達観してる感じにどうしてもなってしまう気がしちゃうしで、本の感想とかって意識して書かないようにしてるんですけど、思わず。 『まさかジープで来るとは』読了しました。 端的に言うと、俵万智さんの帯のコメントがまさにその通りという感じです。 あれだけ的を射た帯を初めて見ました。さすが俳人。 装丁はマットでハードカバーなイメージがあったんですけど、全く違いました。 ということはカキフライもこれか。カキフライは来週のどこかで届きます。とても楽しみ。 さて、 あの子どもの写真って、もしや。この、眉の感じは。と思いつつ。読前読中読後に感じたことを混ぜこぜにして記録しておきます。 色々と偏ってます。 しようがない、好きなんだから。 自由律俳句っていうくらいだから、山頭火とかそういう系統かなあと思っていましたが、とんでもない。 勿論山頭火も自由律俳句を詠んだ人物、だった、はず、違うかも、すみません、ですが、同じ時代を生きている現代人が詠むものだからか、なんだか今まで出会ったことのないジャンルのように思えました。 単に私がものを知らないだけなのかもしれませんが、とにもかくにも自分の中では初めてのものでした。革新的です。 日記みたい。あんなふうな一文日記も面白いなあ。 あの短い羅列から驚くほどに共感出来て胸を打たれてしまって、またそのことに感動してしまいます。 こう感じるようになると、昔の人が歌にハマったという気持ちが分かる気がしてきます。 そして素敵な作品をつくり出した人が魅力的に思えるというのも、恋愛対象にまでなってしまうというのも、納得出来てしまいます。 私は古典と定型句がどうにも苦手なので、残念なことに和歌にはちっとも興味が持てないんですが、分かる人には凄く面白いんだろうなあとやっと強く想像出来るようになりました。まだその段階か。 好きになりたいんですけどね、俳句も短歌も川柳も。ただ題材だとか約束事がね、定型句だとどうもね。 その点ジープに並ぶ自由律俳句は、季語は入れなくていいし定型は気にしなくていいしで、生活の中にあるある種の感動だとか気付きだとかを直球に近い形で込められている感じがするからか、すんなりと頭に溶けていきます。 なんてことないこともたくさんあるんですが、そのなんてことないことの中から何らかの印象を受けて描写してしまうことがとてもカッコイイと思います。 なんてことなく連続していくシーンの中から選びとって詠んでいるのだとしたら、その取捨選択のセンスを私も是非培いたいものです。どうしよう。散歩しよう。 なんてことなくないことも勿論あって、その視点がまたカッコイイんですよね。 そして一回目より二回目、二回目より三回目に読んだ方が面白い。 世界観に馴れてくるのかもしれません。 あと、自分なりの読むリズムを発見出来るのかも。 それぞれ違った韻律があるって言うのは魅力のひとつだと思います。 個人的に取っ付きやすいのはそこでした。七五調じゃないとこ。 それにしてもこれも一種の俳句って呼べるんですか。 今回は自由律俳句も俳句の一種という前提でものを考えていますが(帯に俳句って書いてあったし)、俳句の枠には入れてやらないって人も居るようです。分からんでもない。 しかし、あれだけでこんなにも風景が広がっていくだなんて、これぞまさに俳句なんじゃなかろうかと私は思います。 まあ、これをなんと呼ぶかっていうのはいち読者である自分には今のところそんな重要じゃないので置いておくことにして。 定義によって確立することってたくさんあるけども。 定義って聞くと黒澤さん思い出すな。伊坂さんの。 それとこの本、「センチメンタル過剰で自意識異常」って紹介されているんですけど、確かにしっくり来る表現だと思いました。そして笑える。この手の笑いって、身体によさそう。 人にどう思われようとお構いなしで綴ってやった感のあるものも結構あって(或いはびくびくしながら詠んだかもしれない)、それは案外救いの言葉になったりするんですよね。 こんな読み方でいいのかさっぱり分かりませんが、読み方に決まりなんてないぜって言って貰えてる気がする本でもあるので、その都合のいい幻想に甘えることにします。 「わかるわ〜」とか「あ〜あるある」とか「なるほどそういう見方も」とか「思っても口にせんだろ」(これ凄くヒヤッとする。そして最も印象に残りやすい)とか「ジェネレーションギャップだな」とか「こんなこと思ってた人ここにも居たんか」とか「いや、異常だよ」とか、思考が停止してしまうほどの衝撃とか、まるで小説を読む時に感じられる面白さがピンポイントで詰められてるような。宝箱的な。褒めすぎかも。 だからと言って全然諄くないし全く飽きないからまた不思議で。 贔屓目かも。 (量が多すぎて疲れたーって感想も別所で聞きますし。) それからなんと言っても絶妙なタイミングで挟み込まれた散文がとてもとてもとても素敵です。 編集された方にも目一杯拍手を捧げたい!あの持って行き方たまらんです。 「猿」ファンなので、本購入前から主に散文に対してドキドキそわそわワクワクしていたんですが、またよしさん、やっぱり好きだなあと改めて思いました。思わずサン付けですよ。 非現実に移る時の独特のスピード感が。もう、もう、本当に心地よいです。 そしてさすがその道のプロと言うべきか、オチがめちゃくちゃ好み。 サイン会、行きたかった。
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